写真は左手前から時計回りに、栗原みなみ京都橘大学健康科学部理学療法学科2年/「みらい塾」第5期奨励生、永江帆乃嘉・同2年、辻岡萌・同2年、奥村文花・同2年PROFILE:(くりはら・みなみ)小児に携わりたいという想いから理学療法士を志す。患者の気持ちをエンターテインメントを通して明るくしたいと考え、「みらい塾」に応募(ながえ・ほのか)中、高はバスケ部に所属。高校2年生の時、膝の前十字靱帯損傷。リハビリでお世話になった理学療法士に憧れを抱く(つじおか・もえ)祖母のリハビリの様子を見学して理学療法士の存在を知り、体の動きや状態が良くなる様子に感動し、理学療法士を目指す(おくむら・ふみか)中学からテニスで怪我を繰り返し、理学療法士にお世話になる。精神面からの支援でテニスのモチベーションを維持、将来は体も精神面も支援できる理学療法士を目指す人々の心に火を灯す機会を提供することを目的に、クリエイティブディレクターにGReeeeNのHIDEを迎えた一般財団法人渡辺記念育成財団は、EverWonderプロジェクトを発足した。構想中のプロジェクトは、同財団が次世代の芸能プロデューサーを支援する「みらい塾」の奨励生が企画進行している。今回は、第5期奨励生で京都橘大学健康科学部理学療法学科の栗原みなみが、同じ大学で共に理学療法士を目指す友人とともに「コロナ禍の学生生活を過ごしてきた彼女たちが思い描く未来」についてのディスカッションする。栗原みなみ京都橘大学健康科学部理学療法学科2年(以下、栗原):私はずっと子どもに関わる仕事につきたいと思い、病気や怪我をしている子どもの役に立ちたいと理学療法士を志ました。適切な理学療法も大事ですが、それ以上に患者さんの精神面のケアも重要だなと。そこで私は、「みらい塾」で理学療法の世界にエンタメを取り入れたいと思っています。永江帆乃嘉同2年(以下、永江):初めて知った(笑)。たしかに、理学療法士のメンタルケアはとても大事です。私は中高バスケ部に所属していましたが、高校2年生の時に膝の前十字靱帯を損傷してしまいました。その際お世話になった理学療法士さんが精神面で支えてくれました。過去に自分と同じ怪我をしており、「ちゃんとリハビリしないと、日常生活にも支障をきたす」と丁寧に説明してくださって、リハビリを前向きに頑張れるようになりました。その時、理学療法士に憧れました。奥村文花同2年(以下、奥村):私も高校生のときに部活で怪我をして。お世話になった理学療法士さんの影響で今の大学に進学しました。辻岡萌同2年(以下、辻岡):私は進学できそうなところを探していたら、今の大学を見つけました(笑)。もちろん理学療法士の仕事は、祖母のリハビリに同行して興味も持っていましたが。奥村:学生生活は、意外と普通の大学生と同じかもしれません。私は古着が大好きなので、よく古着屋さん巡りをしています。テスト勉強とかが辛くても、それがモチベーションの維持に繋がっています。永江:私は彼氏かな(笑)。栗原&奥村、辻岡:ですよね(笑)。辻岡:私はNetflixとかYouTubeばかり見ています。コロナのせいで新しい出会いも特になく、彼氏もできなさそうなので。栗原:普段から恋バナばかりしているから、質問から脱線してしまいました(笑)。理学療法士学科らしいところと言えば、実習で患者さんと接する機会があることですかね。実習で感じたことはありますか?辻岡:患者さんに元気になってもらうためには、コミュニケーションを通して知ったり、メンタルケアをしたりが一番大事です。一方、ご年配の患者さんが多かったので、共通の話題を見つけるのに苦労しました。栗原:私もそれは痛感しました。毎日ニュースを見るようにして、ご年配の患者さんとの会話のネタにしていました。日頃から積極的に色々な人と交流を持ったり、様々な経験を積んだりしてコミュニケーション力を高めることが大事だと思いました。奥村:新しい出会いは大事ですが、やはりコロナの影響で難しくなったと思います。ただで忙しく、サークルには入れないので。永江:マスクで第一印象が分からないのも大きいと思います。やはり顔と顔を合わせて話をしないと相手のことは深く理解できず、新しく出会った人と親密になることも難しいです。辻岡:私たちは、今までの人たちとはかなり異なる学生生活を送っていると思います。修学旅行や文化祭、ライブや旅行も思うようにできなかったので。続きはこちらでお読みいただけます。https://www.wwdjapan.com/articles/1483132